ある大会の予選リーグ、決勝トーナメントに行けるか行けないかの瀬戸際のとき、あるチームの保護者達が抗議をして、判定が覆ったことがありました。
そのチームは地元じゃ、リーグや大会の優勝は総ナメです。
予選敗退なんて、許されるわけないんだろうと思います。
その日の予選リーグは何か調子悪かったのですかね?
結局、別のチームが予選敗退になってしまったわけなんです。
そんなの覆ることあるんですね。
別の大会でのこと、そのチームにうちの息子のチームが勝ったことがあります。
数ヶ月前には全くボールを触らせてもらえないような試合だったのですが、今回はほぼ互角の戦い!頑張って上手くなりました!
途中まで同点だったのですが、そのチームの子供たちは同じ地区のチーム相手に同点でもプライドが許さないらしく、「早く!早く!」とか負けてるかのようにとにかく焦っていて、相手チーム(うちの子のチーム)の選手にも「早くしろ!」とか平気で言っていました。
ミスしたチームメートにも文句を言ったり、「ア゛ーッ!!」とか「ヴーッ!!」とか叫びまくっていて、冷静さを失っている子もいました。
子供だから仕方ないですよね。そうなるよね。
コーチも怒鳴りまくっていました。
結局、前がかりになり、カウンターで息子のチームが最後に得点を決めて勝利しました。
悔しくて泣いている子もいましたが、そんな子はいつも頑張っている証拠なんだなとも思いました。
しかし、とにかく怒っていて、荒れてひたすら地面を蹴っている子がいました。
相当プライドが傷つけられたんだろうな。
大人の悪影響 だなと感じました。
ただ、悔しいと思う気持ちっていうのは上手くなるためには大切だとは思います。
こういうときこそ、大人がどのように関わっていくかが大切なんだと思います。
こんなとき、もし大人も悔しくて不機嫌になったりすると、子供も同じような思考をしてしまうかもしれません。
・プライドが傷ついた。ふざけんな。
・本当はうちの方が強いのにまぐれだ。
・俺らが最強だから調子に乗るな。
この経験を次に繋げるためには、
・何が理由で負けたんだろう?
・負けたんだからうちよりも強いのか。
・次は勝つことで、最強を証明したい!
子供って素直ですし、すぐに大人の影響を受けます。
負けん気だったり、悔しがることも勿論重要ですが、仲間への思いやりであったり、人間形成をする上で正しい思考をすることに大人が悪影響を与えることがないようにしてほしいなと思います。