最近、インボイス制度だとか消費税が話題になっていますが、仕事で消費税の計算があって、そういえば
税込額から、税抜額、消費税ってどうやってだしたっけ?
と思い、自分で考えてみたところ、
アレ?アレ?アレ?
なんだか頭がこんがらがってきました。
分かる人からすると、
小学生でも分かるだろ!
というレベルのことですが、
パニックになってしまうと、なぜか抜け出せなくなることってありますよね。
まず、結論から言うと
・税抜額 = 税込額 × 100 ÷ 110
・消費税 = 税込額 × 10 ÷ 110
※消費税10%の場合
あとの説明を読むのが面倒であれば、
上記の計算を電卓でやれば出ます。
(例)
税込額が1,100円だとすると
・税抜額 = 1,100 × 100 ÷ 110 = 1,000 円
・消費税 = 1,100 × 10 ÷ 110 = 100 円
納得できない場合は続きを読んでください。
私がこんがらがった理由は
税込額 =(税抜額×1.1)+(税抜額×0.1)として、税込額 = a、税抜額 = bとして・・・
※間違っているので、文字を薄くしています。
そもそも(税抜×1.1)ってのが 違います。
※(税抜×1.1)→(税抜)
分かれば理屈は簡単で、
例えば税込110円のものがあった場合、
税込 = 税抜 + 消費税
110円 = 100円 + 10円
このことから
税抜額は110円のうち100円
消費税は110円のうち10円 となるので
税抜額は
税込額の110分の100(100/110)
→ 税込額 × 100 ÷ 110
消費税は
税込額の110分の10(10/110)
→ 税込額 × 10 ÷ 110
先ほども書きましたが、繰り返し
・税込額 110 円 のうち
・税抜額は 100 円
・消費税は 10 円
これで、頭はスッキリするかなと思います。
%だの、内税だの、外税だとか考えすぎたり、税込額に0.1をかけてしまったり、
数学的な考え方をしすぎたりすると、
ワケが分からなくなることが多いのかなって思います。